代表者 | 加藤 文子 |
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所在地 | 宇治市広野町東裏100-20 |
連絡先 | 090-7368-1807 |
bunbababunba@gmail.com | |
HPアドレス | |
活動内容 | 栄養・食生活 / 普及啓発活動 / 食育に関すること |
業 態 | 民間企業 |
JR新田駅東口から徒歩30秒の場所に、調理師歴30年の加藤文子さんが営む「カトリのKitchen」はあります。
まごわやさしい」をキャッチフレーズに、日々楽しいメニューを創作されています。
「ま」は「豆:大豆加工食品」、「ご」は「ゴマ:ナッツ類」、「わ」は「わかめ:海藻類」、「や」は「野菜」、「さ」は「魚」、「し」は「しいたけ:きのこ類」、「い」は「いも類」のことを指します。
――――貴店をはじめたきっかけは?
「給食調理師を26年務めて、現在「カトリのKitchen」をはじめて4年目となります。
生活習慣病予防として長年うたわれている「まごわやさしい」をバランスよく食べてもらいたい、身体に優しいものを食べてほしいという思いから当店をはじめました。
――――こだわりはどんなところですか?
こだわりのひとつは、糖質や塩分を適量に、素材の味や特性を生かした味付けと調理方法、栄養バランスはもちろん、カロリーバランスも意識したメニューにしているところです。
なるべく添加物のない身近で採れた食材を使いたいと思っています。
持病の関係で食事制限等をされているお客さんたちから、「ここのお店の料理なら、外食できるわぁ。」と言っていただけます。
また、お米はすべて国産の十六穀米を使用しています。
季節の食材を活かしたメニューのため、毎週メニューが変わるところもこだわりです。
――――健康についての活動はどんなことをされていますか?
健康づくりの活動では、・料理研究家・食生活提案者(Dietary proposer)をしています。
知り合いにダイエットをしたい人がいたので、LINEで1日分の献立を送ってもらい、食事制限のアドバイスをして3カ月のサポートをしました。
食事制限だけで3カ月で5キロ痩せた方もいます。
食育の活動では、JA主催のお料理教室で、「美味しいってなに?」についての講演を行いました。
豪華な食事をしていても、ひとりで食べれば美味しさが半減することもあります。
家族で食卓を囲むことで、豪華でなくても美味しさが増えることもあります。
「どこで、誰と、何を食べるかが、身体と心をつくる」ということの大切さを講演しました。
――――今後の健康アライアンスの活動で期待することは?
栄養や食事に関する情報発信をしていきたいです。講演活動も行っていきたいです。
日々変わる楽しいメニューと加藤さんとのおしゃべりも楽しみのひとつとなっています。
テイクアウトのお弁当もされていますので、是非お出かけください。
―――9月以降の取り組みはどんなことをされていますか?
お店ではコロナ対策を万全にしています。24時間空調完備、空気清浄機や次亜塩素酸での消毒、距離を空けて座ってもらう等、できる限りの対策を取っています。
今(12月3日現在)はおひとり様用のお節のテイクアウトの準備をしています。ひとり暮らしのお客さんからのご依頼で、開店当初から限定30食で販売しています。昔ながらのお節を手軽に食べてもらえるようにと作っています。お節の具ひとつひとつの意味を説明した用紙も入れています。一からお節を作らないご家庭が増えたり、洋食のお節等も出てきているので、日本の伝統的な食文化を残していかないとなぁと思っています。
―――今後やってみたい食育の取り組み等は何ですか?
SNSでの動画配信をしたいですね。
年明けぐらいから、数分の動画の中で料理や食育についての情報発信をぼちぼちしていきたいと考えています。お料理教室もしていきたいですね。「調理師」と「料理研究家」としての肩書も加えて今後活動していきたいです(*^^*)
―――今後の健康アライアンスに期待することは何ですか?
食育の活動を活発にしていきたいですね。バランスの取れたちゃんとしたものを食べたり、朝食をとらないと身体も動かせないです。
あとは、日頃の買い物のなかで、気軽に食生活を気にかけることができる食品の買い方等の情報を収集、発信していきたいです。
―――この日の日替わりランチメニューのひとつ主菜の鮭のムニエルは、旬の柚が香りづけで使われていました。デザートのクリスマスツリーを模したパイは、中の自家製のカスタードクリームが甘さ控えめで卵の優しいお味でした。