代表者 | 小島道範 |
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所在地 | 宇治市伊勢田町毛語6-2 |
連絡先 | TEL:0774-46-4520 FAX:0774-26-0199 |
kojimachiryouin@gmail.com | |
HPアドレス | |
活動内容 | 運動・身体活動 / 健康行動 / 栄養・食生活 / 普及啓発活動 / 食育に関すること |
業 態 | 民間企業 / 医療機関 |
「『受胎から墓場まで』患者さんをサポートしていけるように、スタッフ一同努めています。」と、「有限会社こじま のぞみ整骨院グループ」、統括本部長である小川由智さんは話します。
のぞみ整骨院グループのひとつである「のぞみ鍼灸整骨院」は、平成16年に設立され、今年(令和2年)で17年目を迎えます。
――――設立のきっかけは?
小川さん:
現社長のお母様が、往診専門で治療院をはじめました。家から出れない、動けない患者さんを訪問し、施術をしていました。訪問を楽しみに待ってくださる人、次回の訪問を前に亡くなる人、ひとりひとり一期一会の思いで往診をしてきました。
「のぞみ鍼灸整骨院」という名前の由来は、その一期一会の思いを引き継ぎ、患者さんだけでなく、スタッフ、スタッフ家族、地域の人、関わってくださる全ての人の「のぞみ」を叶えるためにという意味を込めて、当時のスタッフ全員で決めました。
――――貴院の特徴は?
小川さん:
柔道整復師・鍼灸マッサージ師による鍼灸、整骨の施術の他にも、体幹トレーニングや栄養面でのサポートも行います。
ファスティング(断食)やアスリートの食事サポートも、管理栄養士が行います。
今年7月から当グループでは、脳卒中による後遺症のリハビリ専門院も開院しました。
様々な分野の専門家が日々専門性を高めながら、患者さんを一生サポートしていけるように「受胎から墓場まで」をスローガンにスタッフ一同努めています。
――――貴院の施術のポリシーは何ですか?
小川さん:
当院の方針は、骨格矯正を軸にして、姿勢、筋肉の働き、リンパ・血流の流れ、自律神経、栄養面、精神状態といった、健康における全体のバランスを考えて整えながら、患者さんの自然治癒力を引き出すことを目的にしています。
――――地域での活動はどんなことをされていますか?
小川さん:
槇島の体操教室で地域の方を対象に、今年の7月から月2回、活動しています。
座学や、椅子に座ってできる体幹トレーニング、脳活性化体操等を通して、身体の使い方を覚えてもらっています。
全国で開催されている認知症啓発活動「RUN伴」にも参加していますが、今年はコロナの影響で開催できませんでした。
現在は、つながりや絆づくりを模索しているところです。
チャリティー活動では、社長の奥さんが福島県出身で、知り合いにも福島の人が多いこともあり、2011年の3.11の東日本大震災の後の5月に福島県へボランティアで治療しに行きました。
その後、長く続けることができる活動として、「NPO法人 チームふくしま」が運営する福島県外で育てたヒマワリの種を、福島へ送付する「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加しました。
福島県での雇用や観光地を生むことや、教育の面で力になっており全国50万人以上の方が参加しております。
今では宇治の地域の小中学校や企業さんも取り組んでいただき繋がりを感じております。
――――今後の健康づくり・食育アライアンスに期待することは何ですか?
小川さん:
当院の姿勢や運動、栄養等に関する専門知識の大切さを市民の方々に啓発していきたいです。
また、他分野の知識について知りたいです。地域コミュニティとつながっていき皆さんの専門性と我々の専門性をかけ合わせて皆さんと共に地域を盛り上げていきたいです。
のぞみ鍼灸整骨院 統括本部長 小川由智さんにお話を伺いました。
―――9月以降、貴団体ではどのような活動をされていますか?
9月以降、認知症について勉強する機会が増えました。11月12月は、認知症予防体験講座を槇島で実施しました。認知症啓発活動の「RUN伴」が今年中止されたことで、認知症についてのつながりが見えにくくなっている現状を認識しました。そこで、改めて認知症啓発について取り組んでいきたいと思い、活動しています。
また、今年の市民会議をきっかけに、マキシマネットワークさん(Reos槇島)と、「産後骨盤体操」をオンラインとリアルで1月9日に開催します。(取材日12月)理学療法士と柔道整復師による産後骨盤矯正体験と産後体操を行います。
「のぞみ鍼灸整骨院」では、今後の予防啓発の意味を込めて当社勤務の理学療法士による「体操教室」も1月にオンラインとリアルで同時に開催します。
―――今後貴団体でされたいことは何ですか?
今後、「Net伴」というプロジェクトを実施していきたいですね。認知症について、当事者やご家族の方々や地域の人たちが正しく理解できるプラットフォームを、SNSで作っていければと考えています。今後3人に1人が認知症になるといわれているほど、認知症は当たり前のこととなっていきます。この取り組みを通じて、地域の子どもたちに、認知症当事者の方に伴奏者のように優しく関わることができる人になってもらいたいという思いがあります。まずは宇治市、城陽市、久御山町在住の人たちを対象に取り組んでいけたらと思います。
―――来年度の健康づくり・食育アライアンスでしたいことや、期待することは何ですか?
来年度の「うーちゃ学校」では、マキシマネットワークさんと一緒に食と健康についての体験講座を企画中です。親子で体幹体操や体操と学力の関係などの講義、野菜や栄養を気軽にとれるバーの試食ができるような企画を考えています。
今後オンラインサロン等ができたら面白いですね。リアルとはまた違った新しい個人や役割ができそうです。