代表者 | 日野 真代 |
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所在地 | 京都府宇治市宇治妙楽48-1 |
連絡先 | 070-4811-1311 |
info@ujimachi.or.jp | |
HPアドレス | |
活動内容 | 普及啓発活動 |
業 態 | 非営利法人 |
【団体紹介】
「人と人がつながって楽しく暮らせるまちづくりをめざしています。」と語るのは、設立11年目を迎える「NPO法人まちづくりねっと・うじ」の日野代表。父親の介護で悩んでいた時、地域の人たちに助けてもらったことから、人と人とのつながりの大切さに気付き、人がつながる場を作るためにNPO法人を2008年4月4日に設立しました。
活動は①ICT事業②まちづくり事業③人づくり事業-と多彩。健康に関する取り組みとしては、高齢者や地域の人たちを対象としたパソコンなんでも相談を開催しています。新しいことを覚え、パソコン作業や指先を使うことで脳が活性化し、認知症予防にもつながるそうです。
まちづくり事業では、昨年12月に開催した「つながろうフェスタ」をきっかけに多くの地域活動団体とつながり、それを強みに様々な交流の場を展開しています。
「つながろうカフェ」を月1回開催し、様々な業種の人の話を聞く場を設けています。また、要支援者や高齢者を対象にした「通いの場 リアン(里庵)」も7月からスタート。10月からは毎週金曜日に開かれ、世間話やゲームを楽しみながら健康を維持していく取り組みです。このほか7月から、京うどん「三よしや」さんで毎月第1水曜日に「すりーぐっどのつどい」が開催されています。この集まりは、認知症についての知識を当事者やそのご家族を交えて学び、交流することを目的としています。子どもから70代までの幅広い年代の人が参加しています。
地域の人が集まり交流する場には、共通する日野さんの思いがあるといいます。それは「人とのつながり」と「居場所づくり」です。学校や会社ではない場所が大切であり、「誰もが住み慣れたまちで自分らしく暮らしていけること」を心掛けて場づくりをしています。居心地が良い楽しい場があるというのは、心の健康にもつながるそうです。
「まちづくりは人づくり」と日野さんは強調します。会員は随時募集中です。
【活動紹介】
11月3日の文化の日、「2019宇治福祉まつり」が宇治市総合福祉会館周辺で開かれました。会場には、野菜や手作り品の販売コーナーや飲食ブースなどが並び、好天の中多くの市民らでにぎわいました。
アライアンスメンバーのNPO法人「まちづくりねっと・うじ」も参加。生涯学習センター第一ホールでオリジナルカード作りをしました。
同NPOは、活動の柱の一つにICT事業があることから、福祉まつりでは毎年ICT技術を使ったものづくりを披露しています。この日はスマホで撮影した写真を使ってオリジナルのクリスマスカードなどを作るブースを設置し、親子連れなどがたくさん訪れました。
また、同NPOの活動の様子を紹介するパネル展示も行われ、活動を市民らにアピールしていました。
日野真代代表は「人と人とのつながり大切にして活動を続けています。これからもいろいろな場で多くの人たちとつながっていきたいと思っています」と話していました。
【2020年度インタビュー】
―――今年度、貴法人ではどのような活動をされていますか?
10月24日、25日に、「宇治橋通り商店街 いけばな街道2020」を、NPO法人フラワーサイコロジー協会さんと共催させていただきました。認知症理解への普及活動のひとつとして、認知症当事者の方とそのご家族や、地域のみなさんが作られたいけばなを商店街に展示しました。
11月13日に、東宇治高等学校の「地域課題探求学習」の授業でお話させていただきました。まちづくりねっと・うじが活動をはじめたきっかけや、現在活動している宇治市健康づくり・食育アライアンスやその他の事業について生徒さんたちに熱く語りました。他の学校でもこのような授業が広がっていくことを願っています。京都文教短期大学の講義や高齢者アカデミーでも、当法人の活動について講演させていただきました。
―――今後貴法人でされたい活動は何ですか?
「人と人とがつながって 楽しく暮らせるまちづくり」を目指して団体や人同士をつなぐ事業を積極的に行っていきたいと思います。
―――来年度の宇治市健康づくり・食育アライアンスで取り組みたいことや、期待することは何ですか?
来年度の宇治市健康づくり・食育アライアンスでは、市民のみなさんが主体的に健康づくり・食育への関心を持つきっかけづくりや、U-CHAの普及啓発、U-CHA加盟団体同士の交流を促進できるように活動していきます。さらに、「うーちゃ学校」「うーちゃ弁当」等の事業を予定しておりますので、みなさんにご参加いただけるとうれしいです。