代表者 | 江口 朋宏 |
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所在地 | 京都府宇治市槇島町一ノ坪96-1 |
連絡先 | 0774-22-2705 |
tomo1119@arion.ocn.ne.jp | |
HPアドレス | |
活動内容 | その他 |
業 態 | その他 |
【団体紹介】
宇治市野菜生産組合は、宇治市内の野菜農家の団体です。現在、会員数は29人ですが、それぞれいろいろな野菜を作っています。
「高齢化や後継ぎ不足はどの地域のどの農業でも共通の悩みですが、宇治の野菜農家は若手が頑張っているほうだと思います」と、話すのは組合長の江口朋宏さん。
主な生産物は伏見や万願寺などの「トウガラシ」、ミズナ、ブロッコリーなどですが、それぞれの生産農家で作る部会の会員の数は少数だそうです。
しかし、宇治産の野菜は品質がいいと評判で、京都の卸売市場から全国に出回り、高級料亭などにも販売されるそうです。
「一つは土壌が野菜生産にあっているのでしょうが、出荷の際に選別を厳しく行い、宇治ブランドの野菜の品質を落とさないようにしています」と、江口組合長は話します。
同組合の組合員たちは、イベントに出展して新鮮な野菜を販売するなど、宇治産野菜のPRや食育も熱心に行っています。
また、同組合員の佐原範靖さんが経営する「佐原農園」(宇治市槇島町)では、11月24日に京都子ども記者クラブの子ども記者さんたちをハウスに招いて、伏見トウガラシの育っている様子を実際に見学してもらいました。
子どもたちは伏見トウガラシがなっている様子をみたり、実際にいくつか収穫したりして、楽しい時間を過ごしていました。
佐原さんは話します。「一口に食育といっても、とても幅が広い。ただみんな食べている物で命があるわけやから、大切な命をいただくということを忘れてはいけない。『いただきます』の心を子どもたちに伝えるのが一番の食育だと思います」。
アライアンスの参加で、こうした食の啓発活動にもさらに力をいれていきたいそうです。
【活動紹介】
11月23日は神様に新しい収穫を感謝する新嘗祭が、全国の神社で行われる日。宇治市内の農林業者が集まり市内産の農産物などをアピールする恒例の「宇治市農林まつり2019」がこの日、宇治市小倉町の西宇治公園多目的広場で開かれ、好天に恵まれて大勢の市民らが訪れました。
アライアンスメンバーの宇治市野菜生産組合(江口朋宏組合長)も例年参加し、同組合のメンバーらが作った宇治市内産の新鮮な野菜を市価より安く販売。この日も、立派な白菜やキャベツ、レタスなど14種類が用意され、人気のある商品は午前中で売切れていました。
「朝早くは野菜を買うのに列を作っている人もいました。毎年のことなので楽しみに来てくれる地域の人たちも多いようです。大切にしたいですね」と江口組合長。
こうした機会をとらえて、宇治産野菜のおいしさを地元の人たちにアピールしていきたいと張り切っていました。
【2020年度インタビュー】
―――今年度、どのような事業等をされていますか?
宇治市内の農林業者が集まり市内産の農産物などをアピールする恒例の「宇治市農林まつり」が新型コロナウイルスの感染拡大防止の為に開催できませんでした。
毎年、楽しみにしてくださっている地域の人たちに、宇治産の新鮮で美味しい野菜などを買っていただくことができなくて、とても残念に思っています。
―――今後、されたい事業等は何ですか?
宇治市農林まつりなどのイベントで、ぜひ、地域の皆さんに宇治産の新鮮で美味しい野菜などを買って頂きたいと思っています。また、宇治の生産農家は若手が農業に魅力とやりがいを感じて頑張っていますので、宇治産野菜のPRや食育にも熱心に取り組んでいきたいと思っています。
うーちゃ学校やうーちゃ弁当などを通じて、宇治の農産物の魅力を再発見して頂けるような取組みを行っていきたいと思っています。
―――宇治市健康づくり・食育アライアンスで取組みたいことはありますか?
新鮮で美味しい野菜を地域の皆さんに知っていただけるような取組みや、地域が元気になるように、飲食店の方々とコラボして、地産地消などにつながるような取組みが出来ればと思います。