代表者 | |
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所在地 | 宇治市槇島町石橋13番地6 |
連絡先 | 0774-20-8060 |
makisima@plum.plala.or.jp | |
HPアドレス | |
活動内容 | 食育に関すること |
業 態 | 民間企業 |
「『地域で働き地域で暮らす』 ~ゴールは地域へ~」をスローガンに、槇島福祉の園では、利用者の方の「働きたい」気持ちを尊重されています。
平成5年4月1日に設立した「社会福祉法人 山城福祉会 槇島福祉の園」は、地域にお住まいの身体、知的、精神、発達のハンディをお持ちの方の「働く」を応援する施設です。「就労継続支援B型」という、施設内や協力事業所などで支援を受けながら働くことができる通所支援事業を展開されています。利用者一人ひとりのニーズに合わせ作業時間などを設定し、自分らしい働き方を見つけていくことを目的とされています。
【活動紹介】
施設内での配食サービス事業、紙器加工、パックや袋への商品シール貼り、施設外の実習などで働くことで工賃が支給されます。
平成24年から、配色事業「きっちん・まきしま」をスタートして、槇島・宇治川福祉の園の給食作りとお弁当受注を主にされています。
「きっちん・まきしま」という名前は、地域に広まり親しみがあり、利用される方にもひらがなでわかりやすいものをという想いから命名されたそうです。1年目は、職員2名、利用者2名でスタート。初めは作業服の着方や手洗いの仕方など、衛生面での指導を徹底して行っていき、食堂の清掃、食器の準備、洗い物・調理補助(盛り付け)等少しずつ出来ることを増やしていかれたそうです。
現在ではお弁当の注文も少しずつ増えていき、利用者の方の作業や事業が形となってきています。利用者の方も、プランターなどで薬味やお弁当の添え菜を育てることを楽しみながら行われているそうです。
事業開始2年目は、宇治川福祉の園の給食づくりを受託されました。嗜好調査や給食委員会での要望を受けて、できるだけ季節感を出したバラエティーに富むメニュー作りをされました。メンバーも増えて利用者同士の仲間意識も芽生え、協力できるとても良い関係性を築かれています。
さらに栄養管理ソフトを導入し、食品発注やカロリー計算、献立作成を効率かつ正確にできるように徹底されています。
工賃については、工賃規定改正により、「きっちん・まきしま手当」を規定したことで、工賃がアップし、利用者の方の作業意欲の向上となったと代表の藤本さんは話します。お弁当業務も、パックシール貼り、箸袋作り、配達、市役所ロビー販売など、作業を拡大することができたそうです。それを機に「きっちん・まきしま」の常時メンバー以外で、興味をもっている利用者の方にも携わる機会をつくることができたと藤本さんは話します。
「今後も、さらにお弁当業務を充実させる為、内容の充実を図ることや販路拡大、お弁当用食材の仕込みなどを行って、利用者の方の関わりを拡大していきたいと思っています。」と意気込みます。
また、より良い生活を目指して下記のような取り組みも実施されています。
・サークル活動(今年度はゲームサークル、音楽サークル、新聞写真サークル、いやしサークル)
・生活力の向上を目的にトイレなどの掃除
・土曜日課(ボーリング、カラオケなど)
・健康診断
・福祉まつり等への参加
・自治会活動の支援
・宿泊旅行
・日帰り旅行
【インタビュー(2020年度)】
―――来年度の健康づくり・食育アライアンスで取り組まれたいことはありますか?
来年度の当法人の事業計画には新しく「食育」事業を入れています。
「きっちん・まきしま」のお弁当は、管理栄養士が栄養バランスを考えています。その強みを生かして1年目は「食育」でどんなことができるか模索していきたいです。(代表:藤本一幸さん)