代表者 | 井内 徹 |
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所在地 | 京都府宇治市槇島町大幡64番地 |
連絡先 | 0774-22-7576 |
honoka.taisei.20081021@gmail.com | |
HPアドレス | |
活動内容 | 食育に関すること |
業 態 | 民間企業 |
【インタビュー】
今年度に発足した宇治市健康づくり・食育アライアンスも参加団体が50になり、1月9日には第2回市民会議を開催。来年度に開催予定のイベントの内容について話し合うなど、いよいよ本格始動に向けて動き始めました。
同アライアンスのメンバーで、積極的に食育に関する活動に取り組んできた京野菜いのうちの井内徹さんにこれでの手応えや、今後への期待を聞きました。
――ここまでのアライアンスの活動についてはどのように評価されますか
井内 これまでも地元の農家として、特に次世代を担う子どもたちに何か伝えられないかと考えてきました。それが食育ということだと思います。ただ、まだまだ十分ではないので、いろいろ勉強させてもらおうとアライアンスに参加しました。いろんな方々とお話できて、とても刺激になっています。
――井内さんが所属するJA京都やましろ宇治市青年部では、地域とつながるためさまざまな活動をしているそうですね。小学校での授業とか、田んぼでどろんこ遊びとか
井内 「どろんこ遊びと田植え体験」は、京都文教大学さんと協力して昨年5月にうちの田んぼでやりました。田んぼの中での25メートル走とか、そり引きとか楽しかったですね。参加者に田植え体験もしてもらい、大人から子どもまで地域のみなさんに喜んでもらいました。
11月には大久保小学校で出前授業もやりました。実際にもみ種、玄米、稲穂などを持ち込んで、子どもたちに稲作について説明しました。
――アライアンスで来年度に実施するイベントの参考にもかりそうですね
井内 会議では、ハウスの中でのエクスサイズとかユニークな案が出ました。ハウスの中にたくさんの人が入るとメンテナンスとかいろいろ問題はありますが、そんなには心配していません。アライアンスのメンバーなら信用できるので。
――どうして、そうした活動にこだわるのですか?
井内 地域の多くの人に農業のことをもっと知ってもらいたいというのが、一番の動機です。私たちは、農業は素晴らしい仕事だと、食を担う大切な仕事だという自負を持っていますが、まずは地域の人にそれを理解してもらわないと農業の未来はないと思っています。
――アライアンスへの参加で、そうした活動がさらに活発になるということですか?
井内 どのような活動をしていけば食育につながっていくのか、地域の人たちともっとつながっていけるのか、いろいろ勉強させてもらえればと思っています。アライアンスが、こうして農業をしっかりと頑張っている若い世代が、宇治にもいることを知るきっかけになってくれればと期待しています。
【2020年度インタビュー】
―――今年度、どのような事業等をされていますか?
辰己屋さんとのコラボ企画でうーちゃ弁当をつくりました。宇治を中心とする山城地域の食材にこだわった特別の地産地消の折詰をつくり販売しました。
うーちゃ学校を開催しました。こかぶの収穫体験や宝探し、適塩カルタを親子で楽しんで頂きました。うーちゃ学校は、健康と食について考えるきっかけづくりが目的なので、宇治の野菜の魅力を知って頂き、野菜が育っていく様子なども見学してもらいました。
―――今後、されたい事業等は何ですか?
農家同士のネットワークを生かした新鮮な野菜を提供していきたいと思っています。うーちゃ学校やうーちゃ弁当などを通じて、宇治の魅力を再発見して頂けるような取組みを行っていきたいと思っています。
―――宇治市健康づくり・食育アライアンスで取組みたいことはありますか?
新鮮な野菜の美味しさを地域の皆さんに知っていただけるような取組みや、地域が元気になるように、飲食店の方々とコラボして、地産地消などにつながるような取組みが出来ればと思います。