【団体紹介】

小山農園は、宇治市小倉を中心に野菜やお米の栽培を行われている農家さんです。今回は、代表の小山貴裕さんにお話を伺いました。

家業である小山農園を受け継いで約15年。現在は、奥さまやお母さま、アルバイトの方の手を借りながら、営んでいらっしゃいます。

小山農園さんが大切にしているのは「食卓を笑顔にする農産物の生産」です。

「このお米や野菜、おいしいな」と感じていただけることで、会話が弾み食卓が明るくなる。ご家庭の食卓を彩る存在となれるような、お米と野菜作りを目指されているそうです。

野菜の中で主に栽培されている野菜は、「万願寺とうがらし」。5月頃から8月頃まで収穫が続く万願寺とうがらしの栽培は、暑さとの戦いだとおっしゃいます。収穫期が夏であり、さらにハウス栽培のため、朝早くから収穫を始めないと体力が持たないそうです。

育てているお米はヒノヒカリです。田植えは6月に入ってから始まるので、現在（5月）は、苗を育てている段階です。これから約2ヘクタールの田んぼの荒起こしから水入れや代掻きなどを、小山さんお一人でこなしていくそう。

収穫した野菜やお米は通常、農協に卸しますが、ここ数年は廃棄ロスを減らすため、規格外野菜の販売にも力を入れています。宇治市の飲食店やセブンイレブンでの店頭販売に加え、2021年頃からは本格的にネット販売も始め、好評をいただいているそうです。

【活動紹介】

ーー「宇治市健康づくり・食育アライアンス　U-CHA」に入会いただいた、きっかけは？

もともと食育には力を入れていました。

宇治市立宇治中学校の職業講話に呼んでいただき農業についてお話ししたり、宇治市内の園児たちに野菜の収穫体験をしてもらったりしています。

そんな活動を続けていくうちに、うーちゃの活動を知り、共にやっていきたいと考え入会しました。

ーー今後の抱負を教えてください。

これまでやってきた取り組みを、さらに広げていければと思っています。

自分一人でやるより、他のみなさんと一緒に取り組むことで、より多くの方へと広がっていくことを期待しています。