代表者 | 松本 紀之 |
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所在地 | 京都府宇治市槇島町落合 43-10 グリーンタウン槇島 207-202 |
連絡先 | 09038419892 |
nori2you05140319@gmail.com | |
HPアドレス | |
活動内容 | 普及啓発活動 |
業 態 | その他 |
京都防災士works(ワークス)は、民間資格「防災士」による防災・減災啓蒙活動の任意団体です。
「防災士」は、阪神淡路大震災後に「自分たちの街は自分たちで守る」を理念に地域の防災リーダーの証として誕生しました。
京都防災士works(ワークス)は2006年に発足し、防災訓練や防災クッキングなど、大人も子どもも防災について楽しく学べるような取り組みを行われています。
京都防災士works(ワークス)代表 松本紀之さん
代表の松本紀之さんは、現在介護福祉士のお仕事をしながら、防災士としてボランティア活動を続けていらっしゃいます。
地元で防災関連のイベントを企画・運営されるだけでなく、被災地へ出向かれた経験も数多くあります。防災士になる前に友人を助けるために行った阪神淡路大震災をはじめ、東日本大震災、熊本地震、九州北部豪雨、大阪北部地震など、直接支援や後方支援、中間支援と可能な限りの支援活動をされてきたそう。
多くの現場を体験することで被災地が抱えるあらゆる問題を知り、東日本大震災では「災害関連死予防」として傾聴ボランティアを行うなど、防災士としての枠を超えるようなボランティア活動も展開されています。
そうした経験から、松本さんは「救命」の分野に強く、災害発生時における市民救命などの取り組みにも力を入れているそうです。また、「現場の話を聞きたい」といった講演会の依頼も増えているそうです。
ーー「京都防災士ワークス」として、具体的にどんな活動をされていますか?
2022年から地元優先に舵取りして、できる限り防災士の存在意義や出逢いと繋がりを大切にしながら、活動していきたいと考えています。
防災は大人だけが取り組むのではなく、子どもにとっても大切なことです。幼い頃から「防災」を学ぶことで、大人になったときに自然に「防災」を身近なこととして考えられるようになってほしいので、お子さん向けの防災プログラムも積極的に実施しています。
【宇治市防災訓練】
通常避難所における災害関連死予防、ロープワークなどの体験型訓練を行うブースを担当しました。
【夏休み子ども★わくわくフェア】
宇治市内の小学生向けの夏休み最初のイベントです。防災分野では、当団体が初めて出展しました。令和5年度は、災害時における食育として「防災クッキング」にも挑戦しています。
【あさぎりフェスティバル】
宇治市内の団体ともつながりを求めて、令和5年度初出展しました。普段触れることのない防災備品や防災を身近に感じて頂くために「防災クイズに」も取り組みました。
【防災クッキング】
宇治市生涯学習センター『夏休み子ども★わくわくフェア』より
ーー今後の取り組みとして、どのようなことを考えていらっしゃいますか?
市民向けのハイレベルな独自プログラム「メディカルラリー」を企画中です。
メディカルラリーとは、医師や看護師、救命救急士などがチームを組み、救命救急の腕を競う大会のことです。災害時の医療チームの活躍は不可欠ですが、実際の現場では医療スタッフがまったく足りていないのが現状なのです。そのため、市民みずからができる応急手当を学ぶことが、とても大切です。一度でも体験することで、いざというときに役立つようなプログラムを行っていければと考えています。宇治市民18万人すべてで乗り切ることで、来る大災害に備えたいと思います。
ーー「宇治市健康づくり・食育アライアンス U-CHA」の団体として、どのような活動を考えておられますか?
宇治市防災訓練では、うーちゃの加入団体である「NPO法人ミラクルコスモス」さんと組んでの活動なども行っています。
これから宇治市で防災を広めていくにあたり、さまざまな団体さんとつながることが大きな力になると思います。また、災害発生時にはマンパワーが必要です。一見防災とは関係ない活動も役立つことはきっとあります。
ぜひ協力しながら、「防災」「健康」「食育」など、人にとって大切なことを宇治市民のみなさんへ啓蒙していければと考えています。