まるネコ堂

代表者 大谷 隆
所在地 宇治市五ヶ庄広岡谷2-167
連絡先 070-8409-2213
Email marunekodo@gmail.com
HPアドレス http://https://www.instagram.com/marunekodo/
活動内容 食育に関すること
業  態 民間企業
まるネコ堂は、宇治市にある一軒家を改装した住居兼仕事場。子どもアート教室「アトリエ・ツクルネ」や「つくって食べる企画」という伝統行事食やあまり家では手づくりしない料理をみんなで作る事業等を行います。

お知らせ

24年10月27日「秋のおもちつき」を開催しました。2024/10/30

イベント

1月4日(土)、9日(木)、11日(土) まるネコ堂で味噌づくり2024/11/14
25年1月26日 みんなでつくってたべる 旧正月のおもちつき2024/10/22
24年12月30日みんなでつくってたべる 年末のおもちつき2024/10/22
24年11月24日みんなでつくってたべる 皮からぎょうざ作り2024/10/22
24年10月27日みんなでつくってたべる 秋のおもちつき2024/10/22

Interview

 

【団体紹介】

宇治市五ケ庄の一軒家をセルフリフォームした住居兼仕事場が「まるネコ堂」さんの拠点です。大谷隆さん、美緒さんご夫婦が、それぞれの得意分野や好きなことを生かし、活動されています。

活動内容は、「作って食べる企画」「まるネコ堂芸術祭」「アート教室アトリエ・ツクルネ」「まるネコ堂ゼミ」「文章面談」「ヌメ革手縫いのキャラペイス」など、多岐にわたります。

 

 

 

 

 

 

 

「まるネコ堂」の始まりは約25年前。当時独身だった隆さんが、執筆や編集の仕事を行う上での屋号としてつけた名前でした。雑誌や書籍の編集、ホームページ制作などを行う会社で勤めるかたわら、個人事業主として執筆業などを行われていました。

また「楽しいことは何でもやってみよう」という精神で、撮影会や動画制作のイベントなど、「人が集まる企画」をさまざま行ってきたそう。フィルムカメラで撮影し、自分たちで現像するといった企画もあったのだとか。

左:大谷美緒さん 右:大谷隆さん

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、その頃の悩みは「場所がないこと」でした。イベントを行うためにはスペースが必要ですが、場所を借りるとなると、希望の日時をおさえることができなかったり、やりたいことに制限がかかったりします。

宇治市のご実家は、昔からご近所さんやお友だちが自然と集まってくるような場所で、それは隆さんにとって居心地のよい空間でした。そんな場所を作りたいと、2010年頃、ご自宅の近くの一軒家をみつけます。それが現在の「まるネコ堂」です。

その後、大学で美術を学ばれていた美緒さんとご結婚され、「まるネコ堂」の活動はさらに広がりをみせます。2人の子宝にも恵まれ、ますます人が集まる場所として進化を続けています。

【活動紹介】

ーー「作って食べる企画」とは具体的にどういった内容ですか?

 今後の企画は「おもちつき」や「皮からぎょうざ作り」です。自宅では難しいけれど、みんなで作れば楽しくできる、そんなメニューを考えました。今回は、宇治市未来をつくる食育推進事業補助金を活用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月は「アイスクリーム作り」を行ったのですが、25名もの方が来てくださり大盛況でした。

食べる楽しさ&作る楽しさを感じてもらえたイベントになりました。

ーー「作って食べる企画」をスタートしたきっかけは何ですか?

 以前からイベントで集まった際に、みんなでご飯を作って食べるということは行っていました。でも企画としてスタートしたのは、子どもが生まれてからです。子どもが成長し「料理を手伝いたい」というようになったのですが、包丁や火は危ないし、日々の生活の中での食事づくりで実践するのはハードルが高いなと思ったんです。

 

 

 

 

 

 

 

そこで、子どもが作って食べることを楽しめ、大人も安心して見守れるようなメニューを、みんなでできたら楽しいのでは…と考えました。そして「肉まん作り」「ぎょうざ作り」「おはぎ作り」などを企画したんです。

実際にやってみると、昔ながらの季節の料理は作るのも楽しく、子どもにも好評であることがわかってきました。特におはぎは、子どもでも作りやすく美味しくできるので、人気ですね。

ーー「作って食べる企画」は、今後どんな内容を考えていますか?

みそを麹から作ったり、うどんやそばを作ったりという企画も行っていきたいです。

みそ作りなどは、少しずつ始めているのですが、手作りすると本当に美味しくて好評です。昔は家で作るのが当たり前だった食べ物は、実はそんなに難しくないんです。ひと手間かかるので、各家庭でチャレンジするとなると一歩が踏み出せない…ということも多いと思いますが、「みんなでやってみませんか?」と企画すると、やりたい人は案外多いことに気づきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちには、「昔ながらの食べ物を守ろう」とか「伝統行事を大事にしよう」とか、そうした強い想いがあるわけではありません。でも、楽しそうだからやってみようと始めたら自然に「昔から家で作ってきたもの」にいきついた感じです。

これからも気負わず「みんなで作って食べたら楽しいよね」という企画を続けていければと思います。

ーー「宇治市健康づくり・食育アライアンス U-CHA」加入のきっかけを教えてください

加入のきっかけは、「作って食べる企画は食育の活動にもなっているから、うーちゃに加入してみたら?」という声かけでした。

実はそれまで、自分たちがやっていることが「食育」や「健康」につながっていることを深く意識してきたわけではなかったんです。

あらためて「宇治市健康づくり・食育アライアンス U-CHA」の活動のことを調べたら、宇治市ではこんなに多くの団体さんがつながって地域のために活動されているんだということを知りました。また、お世話になっている真柴豆腐さんが、うーちゃに加入されていることを知り、それも背中を押してくれましたね。

ーー「宇治市健康づくり・食育アライアンス U-CHA」の団体として、どのような活動を考えておられますか?

今は地元中心の活動になっていますが、うーちゃに加入したことで、活動の幅をさらに広げていければと思っています。

宇治市未来をつくる食育推進事業に参加したことで、京野菜いのうちさんともつながりを持たせていただき、いのうちさんの美味しいお米を使った「作って食べる企画」も実現しました。

まだ、具体的に何をやれるかはわかりませんが、みなさんと少しずつつながりながら、活動していければと思います。よろしくお願いいたします。